パートフォリオ

パートタイム労働と株主優待投資で生活する日々。実践!貧乏はお金持ち。

シルバー粘土でクロス(十字架)を作ろうと思ったが牙みたいな物になった

シルバーのペンダントトップが作りたいなと思い、シルバー粘土の作成キットを買ったのは5年ぐらい前のこと。

早く作らないとシルバー粘土がダメになるんじゃないかと思いながらも、作る気がしないので放置プレーをしていた。

 

春の日曜日、株式トレードは出来ないしレザークラフトはやる気がおきないし、夕方からはパートタイム労働に行かなければならないので、5月末で期限が切れる映画鑑賞券が4枚あるけど映画を観にも行けない。

 

シルバー粘土なら、ちゃっちゃとやれば30分ぐらいで作れるんじゃないのと、ふと思った。

大き目のクロス(十字架)で、柱の上の部分に太目の革紐が通せる穴を作るイメージでシミュレーションした。

 

頭の中で完成形が出来たので、実際にやってみた。

 

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これが、シルバーアクセサリーのスターターキット。当時は5800円だった。

 

 

 

リングを作成する道具が主なのかな。家庭用のガスコンロで焼成できるらしい。

 

 

 

付属のシルバー粘土とは別に追加で買ったシルバー粘土が20グラムで3400円也。合計30グラムあるが、両方とも5年前に買った物。

 

 

 

カチカチになっているかもと思いながら開封してみたら、硬さは普通の感じに思えた。もちろん普通の硬さは知りませんけど。

しかし、この分量でシルバー粘土の値段が5000円では自分の身分じゃ試しにやってみれる値段じゃないな。

ABCマートのポイントカードは大きさ比較の為に置いてあるだけで、特に意味はありません。

 

 

 

とりあえず混ぜて、十字架の形を作り一番上にストローで革紐を通す穴を開けてみた。

それなりには出来たのだけど、何かあっけないのでもう少し形を整えてみるかと、丸めてやり直したのが失敗の始まりだった。

一度やり直すと乾燥が進むのか粘土がまとまらなくなってしまい、水を足して練り直して十字架の形を作ってみても、すぐにボロっと崩れるようになってしまった。

 

水を足しながら5回も練り直すと、粘土の状態がとても悲惨になってしまい、十字架はもう成型出来ないと悟ってしまった。

このままでは、シルバー粘土代の5,000円が無駄になるので、大きめの丸にしようと思い細めに伸ばしたけど、ボロボロと崩れて無理だった。

ならば、棒状の物体で革紐を通す穴があればいいかと思ったけど、それも崩れて無理だった。

再び、シルバー粘土に水を足してまとめている時に、牙みたいな形ならなんとかいけるんじゃ?と閃き形を作ってみた。

 

ボロボロと崩れてくる粘土が上に散らばっているが、無理やり牙みたいな形にまとめてみた。↓ 

 

 

 

通りかかった嫁が一言

 

 

 

 

 

 

犬のウンコを作ったの?

 

 

 

 

 

牙じゃ!あ、ほんまや・・・・・

 

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このまま2日間乾燥させてから、ガスコンロで焼いた。

 

 

 

5分から10分焼けばいいと書いてあるけど、大きいから心配なので25分、焼いてみた。

 

 

 

表面の白いのを磨くと銀色っぽく見えてきたが、混ざりきっていない粘土が表面にぶつぶつと出てきている。

ヤスリで磨けば何とかなるかもしれないけど、割れると悲しいのでこのままでいいとする。

 

 

 

 

手持ちで一番分厚いヌメ革から紐を切り出し、角を落としてからサンドペーパーでケバケバに見えるように仕上げる。

革紐を、こげ茶色(ダークブラウン)に塗ろうかと思ったけど、オイルを塗って自然なエイジングで経年劣化を楽しむ事にする。

 

 

 

 

長さ4センチ、厚みが1センチの牙みたいな物体が完成。

革紐は3ミリ近くある。

 

わ、ワイルドだろ? と、しか言いようがない・・・・・

  

 

 

さて、かなり苦労して出来上がりましたが、シルバーアクセサリーはプロの人に作ってもらうか既製品を買ったほうがよろしいでしょう、という結論にいたりました。

 

 

 

材料費が1,000円ぐらいなら、またチャレンジしたいと思うんだけど、シルバー粘土は高いので、お金持ちになったら作るかも知れません。

 

プロのシルバーアクセサリー作家が凄いということがよくわかりました。